【2026活動アーカイブ #02】生成AIから考えた、自分と地域のこれから

2026年度の芦別JCが、これまでどんな活動をしてきたのか。

活動アーカイブとして振り返る今回は、4月22日に開催した人材育成事業

「ASHIBETSU AIアクセラレーション ~AIで解き放つ、自己の可能性と地域の未来~」

を取り上げます。

テーマは「AI」。

今では「生成AI」という言葉を耳にする機会も増えましたが、この事業で目指したのは、AIについて知識を得ることだけではありませんでした。

実際に使ってみる。

自分の仕事や日常にどう生かせるのか考えてみる。

さらに、地域の課題を考えるための新しい手段として使ってみる。

そんな体験を通じて、新しい挑戦への一歩につなげることを目指しました。

AIを「知る」から「使ってみる」へ

当日は、株式会社ビックボイスの池田隼也氏を講師に迎え、27名が参加しました。

まず学んだのは、AIの基礎知識や、活用するうえで注意すべき点です。

そのうえで、実際にAIを使うグループワークに挑戦しました。

一つ目のテーマは、

「AIを活用してチラシを作ろう」

過去のJC事業を題材に、AIを使って文章やアイデアを考え、限られた時間の中で成果物を形にしていきました。

AIについて話を聞くだけではなく、実際に使ってみる。

そこで、

「こんなことにも使えるんだ」

「自分の仕事でも使えるかもしれない」

と感じることも、この事業で大切にしたことのひとつです。

AIを使って、地域の課題を考える

もう一つのグループワークでは、

「芦別及び近隣地域の課題に対する解決策」

をテーマにしました。

AIに答えを任せるのではありません。

参加者自身の経験や考えと、AIから得られる情報やアイデアを組み合わせながら、グループで解決策を考えました。

AIは、地域の課題をすべて解決してくれるものではありません。

一方で、発想を広げたり、情報を整理したり、これまでとは違う視点を得たりするためのひとつの手段にはなります。

「AIに何をしてもらうか」だけではなく、

「AIを使って、自分たちは何ができるだろう?」

そこまで考える時間となりました。

なぜ、芦別JCがAIを取り上げたのか

この事業の目的は、単にAIを使える人を増やすことではありませんでした。

目指したのは、

「自己の可能性を広げる意識を高め、日常や仕事の中で主体的に挑戦し続ける姿勢を育むこと」

です。

仕事や家庭など、日々の生活の中で新しいことに挑戦しようとしても、

「時間がない」

「難しそう」

「何から始めればいいか分からない」

と感じることがあります。

そこで、限られた時間の中でも発想や行動を後押しするひとつの手段として、AIに着目しました。

まず知る。

実際に使う。

そして、

「自分にもできるかもしれない」

と思える経験につなげる。

AIは、そのための「きっかけ」のひとつです。

「やってみたい」が、その後の行動へ

事業後のアンケートでは、満足度について「非常に満足」「満足」と回答した割合が100%となりました。

また、

「今日のセミナーを受講して得たAIに関する知識等を、今後の生活において活用したい」

と回答した割合も100%となりました。

さらに、事業後にJCメンバーを対象として行ったアンケートでは、回答した8名全員が、その後もAIを利用していることが分かりました。

活用用途も、文書作成や情報収集だけではありません。

事業構築、SNSでの情報発信、業務改善など、仕事やJC活動のさまざまな場面へ広がっています。

「知って終わり」ではなく、実際に使ってみる。

4月の一日が、その後の行動につながっていることも、この事業から見えてきた成果のひとつです。

やってみたからこそ、見えたこと

一方で、実際に事業を行ったからこそ見えた課題もありました。

参加者からは、画像生成など、さらに実践的なAI活用について学びたいという声がありました。

また、講演やグループワークが予定より長くなったことで、質疑応答の時間を十分に確保できなかったことも課題として残りました。

AIを初めて使う人と、すでに日常的に活用している人では、知りたい内容も異なります。

一度の事業ですべてを学べるわけではありません。

だからこそ、

知る。
使ってみる。
振り返る。
そして、また次の学びにつなげる。

そんな積み重ねが大切なのだと考えています。

「好機心」から踏み出した一歩

2026年度の芦別青年会議所のスローガンは、

「好機心~わくわくする未来への一歩、今踏み出そう~」

です。

4月のAI事業も、その一歩のひとつでした。

新しいものを知る。
実際に触れてみる。
自分たちにどう生かせるのか考えてみる。

そして、

「これ、やってみたら面白いんじゃない?」

と思ったところから動いてみる。

AIを学ぶこと自体がゴールではありません。

その学びをきっかけに、自分自身の可能性を広げ、次の行動へつなげていく。

これからも芦別JCは、学び、試し、行動しながら、新しい可能性を探していきます。